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    今回は、京都では古くから栽培されており、関西地域では「おばんざい」に利用する庶民的な野菜「ミズナ」について紹介します。

     

     

    ミズナの旬

    店頭では通年安定した価格で提供されるミズナ。本来の旬は、冬から春にかけてです。出荷量は初春にピークを迎えます。ミズナは、関西地域の定番野菜で、ツケナの一種です。ツケナとは、アブラナ属で、漬物や煮物に利用される非結球の葉物野菜をいいます。関東地方では、2000年頃から「京菜」の名前で売り出されるようになりました。

     

     

    ミズナの歴史

    江戸時代には、「本朝食鑑」で京都の珍味として紹介されました。その後、昭和の初めには、関西地域でおばんざいの定番野菜として定着し「京のブランド産品」に認定されました。それを機会に品種改良が進みました。

    平成に入り、あるマヨネーズ会社のテレビCMでミズナサラダが取り上げられ「ミズナブーム」が起こりました。

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    ミズナの特徴

    ミズナの特徴は、なんと言っても使い勝手が良いところ。やわらかく、クセがないので、生食、おひたし、炒め物、鍋物と何でも利用可能です。また、一年中、安定した価格で提供されており、白菜、ほうれん草、キャベツの代用としても活躍します。

    葉の形がおしゃれなところも魅力的。サラダでは、量や見栄えがよくなるため、最近では、レタス、きゅうりと並んで人気の食材です。

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    ミズナの栄養

    • ビタミンCが多く含まれています

    風邪の予防や疲労の回復、肌荒れなどに効果があります。

    • カロテンが豊富

    緑黄色野菜らしく、豊富にβ-カロテンを含んでいます。抗発がん作用や免疫賦活作用で知られていますが、その他にも体内でビタミンAに変換され、髪の健康維持や、視力維持、粘膜や皮膚の健康維持、そして、喉や肺など呼吸器系統を守る働きがあるといわれています。

    • 骨の健康維持に効果

    カリウムやカルシウムを多く含むので、骨の健康維持に効果があります。

     

    • マグネシウムや鉄、リンなどのミネラルも豊富です。

     

     

    おいしい召し上がり方

     クセがないので、生食がオススメですが、実は、ミズナには、肉や魚の臭みを抑える効果があると言われています。アブラナ科に含まれる「アリルイソチオシアネート」という辛味成分には、抗菌作用があり、肉や魚の生臭さを抑える効果があるためです。これは、わさびと同じ成分でミズナにもピリッとした辛味を時々感じるのはこの成分のためです。

    そのため、肉や魚の鍋にはもってこいの食材です。関西定番「ハリハリ鍋」は鯨とミズナの鍋ですが、鯨の臭みを抑えるためにミズナを利用しているとも言われています。

              

    また、魚介のパスタやアクアパッツァの出来上がりに投入するとミズナのシャキシャキ感が残り、魚介の臭みも抑えられておいしく仕上がります。

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    まだまだインフルエンザシーズンが続きそうです。今夜は、カロテン豊富なミズナ鍋で健康維持をしましょう。

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    参考 東京多摩成果株式会社 目指せ野菜博士!水菜の巻
     2015.1 フーズリンク「旬の食材百科」ミズナ

    監修:佐藤祐造(医師、愛知みずほ大学学長・名古屋大学名誉教授)

     

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