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    毎月女性を悩ませる月経。月経はホルモンの働きで起こるのですが、どんなホルモンがどんな役割を果たしているかご存じですか?ホルモンのことを知れば、もう少しだけ月経と仲良く付き合える、かも。

     

    月経の仕組みって?

     

    排卵する前の卵子は、卵胞の中にあります。卵胞は2週間かけて成長し、やがて排卵を迎えます。エストロゲン(卵胞ホルモン)は、卵胞の発育とともに生産され、排卵後には低下するホルモンです。エストロゲンは子宮内膜を増殖させ、妊娠の準備を行います

     

    排卵後、卵胞は黄体に変化し、そこからプロゲステロン(黄体ホルモン)が分泌されるようになります。プロゲステロンは子宮内膜を着床に適した状態にします

     

    着床しなかった場合、黄体は縮小して白体となり、エストロゲンとプロゲステロンが分泌されなくなります。すると子宮内膜が剥がれ落ち、月経が引き起こされます。

     

    下の図は月経周期におけるホルモンの分泌量を示しています。排卵まではエストロゲンが、月経まではプロゲステロンが分泌されていることがわかります。

     


    厚生労働省 e-ヘルスネットより

     

    もしも着床した場合には、黄体は妊娠黄体へと変化します。そこからエストロゲンとプロゲステロンが分泌され、妊娠が維持されます。順調に妊娠が維持されると胎盤が作られ、妊娠10週頃からエストロゲンとプロゲステロンは胎盤から分泌されるようになります。

     

    エストロゲン・プロゲステロンの働きって?

     

    エストロゲンやプロゲステロンは、そのほかにも女性の体内でさまざまな役割を担っています。

     

    エストロゲン(卵胞ホルモン)の役割

     ▼子宮内膜を増やして厚くする

     ▼精子が侵入しやすい頸管粘液にする 

     ▼母乳の分泌の準備(妊娠中は母乳が出ないようにする)

     ▼妊娠を維持する

     ▼出産の準備を行う

     ▼コラーゲンの合成促進→にきびやしわの予防

     ▼LDLコレステロール(悪玉コレステロール)を低下させる→脂質異常症の予防

     ▼HDLコレステロール(善玉コレステロール)を増加させる→脂質異常症の予防

     ▼骨量を維持する→骨粗しょう症の予防

     ▼血管を拡張させる→高血圧の予防

     

    プロゲステロン(黄体ホルモン)の役割

     ▼着床しやすい子宮内膜に変化させる

     ▼精子や異物が侵入しにくい頸管粘液にする

     ▼乳腺を発育させる

     ▼母乳の分泌の準備(妊娠中は母乳が出ないようにする)

     ▼基礎体温を上昇させる

     

    エストロゲンやプロゲステロンは女性ホルモンと言われるように、女性の身体づくりには欠かせない役割を果たしています。

     

    月経は大変ですが、ホルモンがしっかり働いている証拠でもあります。今月も健康を守ってくれてありがとうという気持ちになれたら、憂鬱な気分も少し晴れるかもしれないですね。

     

     

    ちなみに、月経はどうやって管理していますか?「ママケリー」なら月経前の気持ちもタップ1つで簡単に入力できます。身体のことだけでなく、心の管理もしっかりしてみませんか?

     

    (参照)

    病気がみえる vol.9 婦人科・乳腺外科

    病気がみえる vol.10 産科

     

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