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    10月1日は「日本酒の日」です。

    日本酒造中央会が10月1日を「日本酒の日」と定めたのは、昭和53年(1978年)のこと。

    その理由として、10月から酒を造り始めるところが多く、昔から10月1日を酒造りの元旦として祝う風習があったことなどに由来しているそうです。

    日本酒が多く飲まれている地方では、他のお酒はどの程度、飲まれているのでしょうか。

    「日本酒の日」にちなんで、「清酒」と「ビール」の支出金額を調べてみましょう。

     

    出典:家計調査(二人以上の世帯)品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング(平成27~29年平均)(総務省統計局)

    清酒への支出金額が上位の市がビールに対してどの程度、支出しているか調べたところ、1位の福島市は26位、2位の新潟市は10位、3位の秋田市は3位、4位の金沢市は14位、そして5位の富山市のビールへの支出は13位でした。

    概ね、よく日本酒を購入する地域は、ビールも購入していると言えそうです。

     

     

    日本酒はどれくらい作られているの?

    日本酒の国内出荷量は、ピーク時(昭和48年)には170万㎘を超えていましたが、他のアルコール飲料との競合などにより、近年は60万㎘程度まで減少しています。

    一方、日本酒全体の国内出荷量が減少傾向で推移する中で、消費者の志向が量から質へと変化していることから、国内出荷量全体に占める特定名称酒(吟醸酒、純米酒等)の割合は増加傾向で推移しています。

    直近の平成30年は、日本酒全体、特定名称酒ともに特定名称酒(吟醸酒、純米酒等)の出荷量は堅調に推移しています。

     

     

    輸出は倍増

    反対に、日本酒の国内出荷量が減少傾向にある中、輸出量は、日本食ブーム等を背景に近年増加傾向にあり、平成30年の輸出数量は約26千kℓと、この10年で倍増しました。

    また、日本酒の全出荷量に占める輸出量の割合は約5%となっています。

    一方、日本酒の輸出金額は、平成25年に初めて100億円を突破して、平成30年には222億円となり、この10年で約3倍の伸びとなっています。

    平成30年における日本酒の輸出先国は71ヶ国で、このうち、アメリカ、韓国、台湾、中国、香港の5ヶ国・地域で約8割を占めており、平均輸出単価は、1ℓ当たり863円となっています。

    国別に見ると香港1,800円/ℓ 、アメリカ1,061円/ℓと平均を上回る水準であるのに対し、台湾、韓国は平均を下回る水準で、国別価格にも特徴が見られます。

     

    日本酒の原料米は、一般的に流通している米のほか、酒造りのために作られた特別な米である山田錦、五百万石などの「酒造好適米」が使用されており、酒造好適米については、契約栽培を中心に取引されています。

    平成29年産における日本酒原料米の使用量は約24万トン。

    近年、日本酒の出荷量は減少傾向にあるものの、製品当たりの米の使用量が多い特定名称酒の割合が増加傾向にあります。

    また、日本酒原料米の使用量は総じて底堅く推移していますが、平成30年は日本酒全体、特定名称酒ともに減少しており、平成30年産の動向が注目されます。

     

    最近は、どちらかというと海外での消費量が増加している日本酒。

    旅行期間中の食に関わる体験を海外での日本食・食品への需要拡大につなげるため、訪日外国人の日本の食への関心等に係る情報分析や発信等を強化という新しい販売拡大戦略もとられているようです。

    今後も日本酒の海外進出からは目が離せませんね。

     

    監修:佐藤祐造(医師、愛知みずほ大学学長・名古屋大学名誉教授)

     

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