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    定義

    血糖が高い状態が続く病気です。網膜症・腎症・神経障害の三大合併症を伴うことがあります。

    診断は空腹時の血糖値やHbA1cという血糖の1〜2ヶ月間の平均値などの血液検査によって行われます。

    血糖値は、血液中に含まれるブドウ糖の濃度のことです。食事ではご飯やパンなどの炭水化物や、果物などがブドウ糖となります。血糖値は健康な人でも食前と食後で変化します。通常であれば食前の値は約70~100mg/dlの範囲です。糖尿病の恐さは、自覚症状がないうちに危険な合併症になったり、血管を狭く硬くする動脈硬化をすすめ、心筋梗塞や脳卒中のリスクを高めてしまうことです。
    生活習慣の改善によって糖尿病を発症する手前で防ぐこと、発症してもあきらめずに血糖値を改善すること、さらに合併症の発症をくい止めることが重要になってきます。

    関連する健診項目

    1. HbA1c(NGSP)
    2. 空腹時血糖(FPG)

     

     

    食事改善提案

    適正な食事とは、正しい食習慣により食べ過ぎを避け毎日同じものしか食べないなど偏った食事をせずに規則正しい食事をすることで、特別な食事をすることではありません。食べる量は少なければ少ないほどよいのではなく、多くも少なくもない適正な食事量を維持しましょう。そして米・肉・魚・野菜・海藻など好き嫌いなく、いろいろな食品を食べるようにしましょう。

     

     

    運動改善提案

    運動は、インスリンと言われる血糖値を下げるのに必要なホルモンの働きが良くなり、血糖値が安定します。

    厚生労働省では、以下のような運動種目、時間、強度、頻度が推奨されています。
      運動種目:ウォーキング、ジョギング、水泳、自転車、ラジオ体操などの有酸素運動や、

     

    筋力が低下している高齢者では、軽いダンベルを使うなど筋力運動も併用しましょう。
      運動時間:30~60分運動続けるのが理想ですが、2〜3分という短い時間の運動の繰り返しも有効とされていま
    す。
      運動強度:ややきついと感じる程度の運動、あるいはそれ以下の強度が適切とされています。
      運動頻度:血糖値を良い状態に保つためには、運動はできれば毎日、少なくとも1週間のうち3日以上行う必要があるとされています。  

     

    運動をするタイミングは、生活の中で実施可能な時間であればいつ行っても構いませんが、特に食後1時間後に行うと食後の血糖値が高い状態が抑えられ、より有効とされています。

    最初は歩く時間を増やすなど活動量を増やすことから始め、個人の好みにあった運動を取り入れるなど段階的に運動を加え、安全かつ運動の楽しさを実感できるように工夫していくことが運動を継続するために重要なポイントとなります。

    運動を実施する上での注意点として、準備運動を十分に行うこと、糖尿病がある方は、運動中にかえって血糖値が上がってしまうことや、血糖値が低くなり過ぎる危険性もあるので、かかりつけ医に安全に運動ができる方法を相談しましょう。

     

     

    生活改善提案

    現在、食べ過ぎ、運動不足、ストレスなどの生活習慣を原因としている糖尿病が、全糖尿病患者の約9割以上を占めています。ストレスにより血糖値が上がることもあるため、趣味や運動、十分な休息など、個人に合った方法で、ストレスをため込まないようにしましょう。

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