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    「塩分の摂りすぎは健康によくない・・」という事は知っていても、実際1日にどれくらい塩分を摂取しているかご存知ですか?実は日本人は世界的に見ても、塩分を摂りすぎる傾向にあります 今回は、「減塩」をテーマにお伝えします。

     

    通院治療の第一位は「高血圧」

     


    通院治療第一位の病気は「高血圧」。血圧には塩分が関わっています。

     

    平成28年の国民生活基礎調査によると、通院している人の主な病気は、男女ともに高血圧症が第一位です。

    食塩は、必須ミネラルの一つ で体内の水分調整に重要な役割を果たしています。しかし塩分の取りすぎは、血圧の上昇につながります。血圧を下げるためには、食塩摂取量を少なくとも1日6g未満にする必要があります。世界基準では、1日5g未満が推奨されています。

     

    日本人の食塩摂取状況

     


    インスタントラーメン、梅干し、漬物・・と、おなじみの食品が塩分の摂りすぎに!注意しましょう。

     

    日本人の食塩摂取量の平均は男性10.8g、女性9.2g(平成28年度)。10年前に比べると少しずつ減ってきてはいますが、まだまだ摂りすぎであるといえます。

    日本人にお馴染みの食品で食塩の摂りすぎにつながりやすいのは、インスタントラーメン、梅干し、漬物などです。

     

    食品の食塩の量を確認するには

     


    食品に含まれる食塩量は、「食塩相当量」で確認できます。

     

    食品に含まれる食塩の量は、栄養成分表示の食塩相当量で確認できます。現在は、ナトリウムで表示されているものもありますが、食塩相当量と、ナトリウム量は違います。

    もし、ナトリウム量で表示されている場合は、ナトリウム(g)×2.54=食塩(g)で求めることができます。

     

    減塩につながる表示についても注意しましょう。

     


    最近は、「減塩しょうゆ」「減塩みそ」など、味を損なわず減塩した食品も増えました。

     

    ・「無塩」「低塩」は食品に含まれるナトリウム量の違いにより区別された表示 ・「減塩」とは対照製品からナトリウムを低減した量により区別された表示

    として一定のルールがあります。うすしお、うすあじという表現は、ナトリウム量が低いことを表現している表示ではありません。

     

    「減塩」への取り組み

     


    日本高血圧学会減塩委員会の減塩啓発キャラクター「良塩(よしお)くん」と「うすあ人」。

     

    近年毎月17日を減塩の日とすることが発表されるなど、減塩への取り組みは増えています。

    まずは自分の食塩摂取量を振り返り、摂りすぎないように気を付けてみましょう。そして、食塩摂取量を減らすことができたら、うまくいった方法を周りの皆さんと共有してみましょう。

    必須ミネラルだけど、摂りすぎると病気の原因になる食塩。適量を心がけていきましょう。

     

    (参考)

    医薬基盤・健康・栄養研究所(2017),『日本人はどんな食品から食塩をとっているか?―国民健康・栄養調査での摂取実態の解析から―』
    https://www.nibiohn.go.jp/information/nihn/files/8404cee25d908752943d20f6a3233af289ee95ea.pdf

    日本高血圧学会ホームページ
    http://www.jpnsh.jp/general_ind.html

    厚生労働省,『平成28年国民健康・栄養調査』
    https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/eiyou/h28-houkoku.html

    厚生労働省,『平成28年国民生活基礎調査』
    https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa16/index.html

     

    監修:佐藤祐造(医師、愛知みずほ大学学長・名古屋大学名誉教授)

     

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